当ラボでは、オーストリアの首都ウィーンに拠点を置く企業「VIENNA SYMPHONIC LIBRARY」が開発している同名のサンプルライブラリとソフトウェアを使用しています。以下、ライブラリを「VSL」、社名を「VSL社」と表記します。


VSLについて

VSL社はオーケストラ音源メーカーの草分け的存在で、2000年に設立されてから現在に至るまで、数多くのライブラリ(=VSL)と以下4種のソフトウェアをリリースしてきました。

  • VIENNA INSTRUMENTS PRO』(VIP)ライブラリをコントロールするプレイバックエンジン
  • VIENNA ENSEMBLE PRO』(VEP)複数のマシンを使い処理を分散させるホスティングツール
  • VIENNA SUITE PRO』 オーケストラのミキシングに特化したエフェクトバンドル
  • VIENNA MIR PRO』 仮想空間に音源を配置することが可能なコンボリューションリバーブ

※4種それぞれに機能制限版が存在します。

  • VIENNA INSTRUMENTS』(VI/無償)制御できるCCが少ない/音域拡張ができない等
  • VIENNA ENSEMBLE』(VE/無償)他社のプラグインは立ち上げられない
  • VIENNA SUITE』 各エフェクトの機能が限定的/サラウンドに対応していない等
  • VIENNA MIR PRO 24』 扱えるチャンネル数が最大24chまで

2018年には新しいプレイバックエンジンとして『SYNCHRON PLAYER』がリリースされ、対応ライブラリは『SYNCHRONシリーズ』と呼ばれています。一方、これまでの『VIENNA INSTRUMENTS(PRO)』に対応しているライブラリは『VIシリーズ』という名称になり、双方に互換性はありません。

中でも「MIR」というソフトウェアは、音空間のコントロールという非常にユニークかつ画期的な機能を提供するものです。